<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 過李生>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 李生（りせい）に過（よぎ）る>
<BookPage: 272-274>
<UsedPage: 3>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
蘋小蒲葉短，
南湖春水生。
子近湖邊住，
靜境稱高情。
我爲郡司馬，
散拙無所營。
使君知性野，
衙退任閑行。
行攜小榼出，
逢花輒獨傾。
半酣到子舍，
下馬扣柴荆。
何以引我步，
繞籬竹萬莖。
何以醒我酒，
吳音吟一聲。
須臾進野飯，
飯稻茹芹英。
白甌青竹箸，
儉潔無羶腥。
欲去復裴回，
夕鴉已飛鳴。
何當重遊此，
待君湖水平。
<End Poem>
<Translation>
蘋小（ひんせう）にして蒲葉（ほえふ）短（みじか）ぐ、
南湖（なんこ）　春水（しゅんすい）　生（しゃう）ず。
子（こ）は湖邊（こへん）に近（ちか）く住（す）み、
静境（せいきゃう）　高情（かうじゃう）に稱（かな）ふ。
われは郡（ぐん）の司馬（しば）となり、
散拙（さんせつ）にして營（いとな）む所（ところ）なし。
使君（しくん）　性（せい）の野（や）なるを知（し）り、
衙（が）より退（しりぞ）けば閑行（かんかう）するに任（まか）す。 
行（ゆ）くに小檻（せうかふ）を攜（たづさ）べて出（い）で、 
花（はな）に逢（あ）へばすなはち獨（ひと）り傾（かたむ）く。 
半酣（はんかん）にして子（し）の舎（しゃ）に到（いた）り、
馬（うま）を下（お）りて柴荊（さいけい）を扣（たた）く。
何（なに）をもってわが歩（ほ）をず引（ひ）く、 
籬（まがき）を繞（めぐ）る竹（たけ）　萬茎（ばんけい）。
何（なに）をもってわが酒（さけ）を醒（さま）す、 
吳音（ごおん）　吟（ぎん）　一聲（いっせい）。
須臾（しばらく）にして野飯（やはん）を進（すす）む、 
稻（たう）を飯（くら）ひ芹英（きんえい）を茹（くら）はしむ。 
白甌（はくおう）　青竹（せいちく）の筋（はし）、
儉潔（けんけつ）にして羶腥（せんせい）なし。
去（さ）らんと欲（ほっ）してまた徘徊（はいくわい）し、 
夕鴉（せきあ）すでに飛鳴（ひめい）す。
いつかまさに重（かさ）ねて此（ここ）に遊（あそ）び、
君（きみ）を待（ま）って湖水（こすい）平（たひら）かなるべき。
<End Translation>